地域密着型特別養護老人ホーム「季の花」「暁の星保育園」 ~厳しい敷地条件に対し、合理的なプランにすることで実現した保育•福祉の複合施設~ 概要 建設地千葉県流山市西初石 敷地面積1,999㎡ 延床面積2,196㎡ 建築面積1,062㎡ 構造枠組壁工法(2×4) 耐火木造 規模地上3 階 施工会社広島建設株式会社 工期2014年10月15 日~2015 年3月20 日 施設構成特養3ユニット(29床)、ショートステイ(10床)、保育園(定員120 名) 2✕4工法による耐火木造を採用した理由 ◇建設コストがRC造より安価におさえられること。 ◇ RC造より工期の短縮化が図れること(パネル化による工期の短縮)。 ◇建設時におけるCO2排出の削減と木材が資源として再利用可能であること(地球環境への配慮)。 ◇スタッフの施設内歩行時の足への負担軽減と利用者の転倒時の怪我を軽減(RC造に比べて床に衝撃吸収性があるため)。 ◇木の特性として人に安らぎを与え、心地よい空気感を期待できるため。 ◇ 2×4 エ法の特徴として耐裳性、耐火性が商く、断熱効果に優れ、結露しにくいため。 主な特徴 ◇設計・施工において工夫した点 ◎計画地は流山市内の住宅街に位置し、3方を道路に囲まれた角地である。住宅街という立地条件を考虚し、2,000面弱の敷地に保育園と特別養護老人ホーム、2 つの用途を建物の高さを抑え、コンパクトにまとめることにより周辺環境に溶け込むよう工夫した。 ◎保育園(定員120 人)を1 階に、特別養護老人ホーム(29床)+ショートステイ(10床)を2 階・3 階に配置し、異なる用途の動線が交わらないよう配慮している。 ◎ 1 フロアに2ユニットとし、スタッフが効率的に介護作業できるように配慮している。 ◎ 1 階平屋部分の保育園(4歳児室•5 歳児室)の屋根を短辺方向9.lmスパンのトラス構造とすることにより広い空間を確保した。 サービス付高齢者向け住宅「燦燦館東なかつ」 グループホーム「語り愛」 関連記事一覧 グループホーム「語り愛」 サービス付高齢者向け住宅「ケアコートはるかぜ」 特別養護老人ホーム「総合ケアセンター明治清流苑」 地域密着型特別養護老人ホーム「うたい鳥」 特別養護老人ホーム「さくら苑」 特別養護老人ホーム「雲居都荘新館」 特別養護老人ホーム「みやぎ台南生苑」 デイサービス「はるかぜ庵」 特別養護老人ホーム「大野の郷」