PROJECT

特別養護老人ホーム「みやぎ台南生苑」

近隣地域の福祉事業に貢献できる代表的な福祉施設に
~"施設"から独立性の高い’'住まい”(ユニット)へ~

概要

建設地

千葉県船橋市みやぎ台

敷地面積

7,338㎡

延床面積

5,815㎡

建築面積

2,902㎡

構造

枠組壁工法(2×4) 耐火木造

規模

地上3 階

施工会社

京成建設株式会社

工期

2013年12月1 日~2014年8月15 日

施設構成

特養8ユニット(80床)、ショートステイ(20床)

2✕4工法による耐火木造を採用した理由

◇施主が2X4 工法の特性(耐裳性、耐火性、断熱気密性、居住性など)を高く評価していたため。
◇建設コストがRC造より安価におさえられること。
◇ RC造より工期の短縮化が図れること(パネル化による工期の短縮)。
◇建設時におけるCO2排出の削減と木材が賓源として再利用可能であること(地球環境への配慮)。
◇施設開設後のランニングコスト(維持管理捜)の削減が見込まれること。
◇スタッフの施設内歩行時の足への負担軽減と利用者の転倒時の怪我を軽減(RC 造に比べて床に衝繋吸収性があるため)。

主な特徴

◇設計・施工において工夫した点
◎ 2X4工法の特性(断熱気密性、調湿性に優れていることなど)を活かし、できるだけ機械設備(冷暖房等)に頼らなくてすむようにしている。
◎奥行きの長い建物にありがちな、風通しの悪さを解消するため光庭(中庭)を設け、空気の循環および採光に配慮している。
◎廊下を湾曲させ、同階のユニット間に距離を持たせ、"家"としての独立性を商めている。その代わり、裏動線としての階段を設け、上下階での介護作業効率が商まるようにしている。
◎地域交流スペースの大空間を実現するためにトラス構造(スパン11.5m) を採用し、開放感を創出している。
◎従事する職員のために施設内保育所を設けている。
◇原生労働省の推進するユニットケアの荘入(5ページを参照)
◇ 3階建の耐火木造建築としては日本最大規模。

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